海外ポーランドのハローワークに登録する方法 求人は紹介していない

ポーランド版のハローワークはurz?d pracy(ウジョンド・プラツェ)と言います。
ウジョンド・プラツェの登録の仕方は、滞在許可証と申込用紙、学歴や職歴を証明する書類です。ここでも過去を証明する書類が求められますね。
日本にその書類がある場合、無いという由を書いた書面を出すとOKです。どういう書き方かは受付の人がたいがい下書きを持っているのでそれをポーランド語で書きます。
登録が済んだら、数日後に登録完了の書類を取りに再びウジョンドプラツェに行きます。この日時は予め決められていて、登録の際に役所の人が言ってくれるでしょう。
ハローワークといっても、仕事を紹介してくれるというのではなく、仕事が無くても健康保険を受けられるよう申請するためのところです。
ウジョンド・プラツェに登録しておくと会社に勤めていなくても怪我や病気をして病院に行ったとき、治療を無料で受けられるようになります。
ポーランドのハローワークといっても仕事を積極的に紹介する機関では無いようで、役所の人もネットで仕事を探せと言うし、人々はウジョンドプラツェが紹介する仕事はロクなのがないと言っています。
仕事が決まるまでの間、指定された日時に行き、現在どのような状況かを役所の人に報告します。仕事が見つかったら、ウジョンド・プラツェに行って報告します。その際は雇用契約書を持参します。
それでウジョンド・プラツェの登録を解除します。働き始めたら健康保険を会社側が払うことになります。
仕事が決まるまでの間、ウジョンドプラツェに行かせて報告させるのは、契約書なしの仕事をさせるのを防止し、監視するためです。収入があるのに、健康保険料を国が負担することになるからですね。