渡英した当初は英語も話せなかったがカフェで仕事をして慣れて、その数ヶ月後に紅茶屋さんに飛び込みで求人応募

次は、未経験でも英語が苦手でも念願のイギリスの紅茶屋で働いた方の体験談です。

私はYMSビザでロンドンに来ました。渡英した当初は英語も話せなかったのですが、学校には通わずに自分で勉強していました。
しかしこのままでは英語が上達しないのでダメだと思い、カフェで仕事をして少しずつ英語に慣れていきました。その数ヶ月後にずっと働きたいと思った紅茶屋さんに飛び込みで求人募集をしているか尋ね、履歴書を渡しました。
その時にマネージャーは不在だったのですが、後日連絡があり面接をしていただけることになり、マネージャーとの英語での面接がありました。
その面接に通ったのでその後に人事の方との面接がありました。その二回の面接に合格して念願の紅茶屋さんで働くことができるようになりました。
はじめにしっかりとした研修らしい研修はなかったですが、その都度商品について教えていただき、接客にも少し慣れて来たら紅茶の専門的な知識も学びました。
時間のある時は実際に紅茶を試飲して、商品の違いやどのような味かを学びお客様により的確なアドバイスができるように日々勉強と努力を重ねていきました。
高級な紅茶屋さんだったので、お客様もVIPな方がいらっしゃることも多く、質の高いサービスを学び実践することができました。
販売業は未経験でしたが、笑顔とやる気を常にアピールし、周りの方々にとても親身に教えていただくことができ、勤務当初は英語も不安で販売スキルにも自信がなく、毎日ストレスを感じていましたが、周りのサポートのおかげですぐに仕事が楽しくなりました。
接客の仕事が慣れて来たら、レジ操作や免税手続き、在庫管理、発注や電話応対、バンキングや海外発送の手続き、メールでのお客様や業者様とのやりとりなど様々な業務にも携わることができてとても多くのことを学ぶことができました。
また様々なイベントも定期的に行なっていたので、そのお手伝いにも携わることができ、様々な異業種の方やお客様と出会うことができたことも今では貴重な思い出です。
また日本人の同僚もいなかったので、常に英語環境が確立されていたのでとても英語が上達しました。一人で勉強していた頃とは全然違ってアウトプットできる環境に毎日浸ってたので、英語で考えて話すことができるようになりました。
英語ができるだけで、世界中の人とコミュニケーションをとることができることを実感し、改めて言語の素晴らしさに気づきました。
未経験でも英語が苦手でも、やる気と根気があればなんでも挑戦して成長できることを体感しました。中国のお客様が多かったこともあって、次は中国語をマスターしようという目標もできました。
はじめの数ヶ月はとても辛かったですが、結果的には思っていた以上のスキルが身につき良い経験ができました。